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冷凍倉庫の温度管理のポイント

冷凍倉庫の温度管理を適切に行うためには、現状の課題を把握し、ポイントを押さえた上で温度管理を実施することが大切です。冷凍倉庫の温度管理が重視される理由や温度管理のポイント、温度管理で用いられる防熱扉の役割について紹介しています。

冷凍倉庫について

冷凍倉庫とは、その名の通り冷凍での保管が求められる冷凍食品や肉類・魚介類などの生鮮食品、アイスクリームなどを保管するのに適した倉庫です。本来、10℃~マイナス50℃までの倉庫はすべて冷蔵倉庫に分類されますが、温度帯が広いため、冷凍食品や医薬品を保管する倉庫を、冷蔵倉庫とは区別して冷凍倉庫と呼ぶようになりました。一般的に、マイナス18度〜マイナス50度以下の温度帯の倉庫は冷凍倉庫に分類されます。

冷凍倉庫には、さらに2つの区分があります。一般的な温度帯区分では、マイナス18℃以下の温度帯の倉庫です。もう1つの区分が、国土交通省が定めた「倉庫業法」に基づいた温度帯で、F1級からF4級に温度帯が区分されています。F1級からF4級まで区分された温度帯は以下の通りです。

区分 温度帯 冷凍に適しているもの
F1 -24℃を超え-18℃以下のもの 乳製品・練り製品・野菜・練魚介・畜肉
F2 -30℃を超え-24℃以下のもの 魚介・畜肉・冷凍食品・アイスクリーム
F3 -35℃を超え-30℃以下のもの 魚介・畜肉・冷凍食品・アイスクリーム・マグロなど
SF1 -40℃を超え-35℃以下のもの 冷凍マグロ・魚介類
SF2 -45℃を超え-40℃以下のもの 冷凍マグロ・魚介類
SF3 -50℃を超え-45℃以下のもの 冷凍マグロ・魚介類
F4 -50℃以下 特殊な医薬品・マグロ、カツオなどの大型魚

※参照元:国土交通省「倉庫業法第三条の登録の基準等に関する告示」の改正について(https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000740.html

冷凍倉庫で温度管理が重視される理由

冷凍倉庫の温度管理は、物流において非常に重要です。冷凍倉庫の温度が厳密に管理されていないと、貨物の変色や品質の低下、カビ、害虫、細菌などの発生を招くことになります。食品や医薬品の品質低下は重大な事故につながり兼ねないことから、消費者の安全を守るために防止しなくてはなりません。

また、食品貨物の品質低下は、消費者だけでなく取引先の信頼も大きく失うリスクがあります。消費者や取引先の信頼を維持するためにも、万全な温度管理体制を整えることが大切です。

冷凍倉庫の温度管理のポイント

保管条件を厳守する

冷凍食品は、種類ごとに適切な保管温度があり、それぞれに適切な温度が定められています。大規模な倉庫の場合、倉庫内の場所によっては温度や湿度が変化することもあり、厳密な管理が重要です。

日々の温度・湿度を記録する

保管条件に沿ってしっかりと管理できているか、時間ごとに温度や湿度をチェックして記録する体制づくりが必要です。万が一、何らかの問題やトラブルが発生した際にも、日々温湿度を記録していれば原因究明がスムーズになります。

バックアップ体制を整える

冷凍倉庫は、24時間年中無休で厳格に温度管理をしなくてはなりません。設備の故障や停電時にも常に稼働できるよう、平時からバックアップ体制を整えておくことが大切です。

配送拠点の見直し

冷凍食品の鮮度をなるべく高い状態で運ぶために、配送拠点の見直しをするのも効果的です。長時間・長距離の輸送によって温度が変化してしまうケースでは、拠点を増やすといった対策で対応できます。

温湿度管理システムを導入する

温湿度センサーを導入して倉庫内の空調や除湿機などを自動で制御できれば、精密な温度管理が実現します。ある程度の自動化は省人化にもつながるため、人手不足が課題となっている現場にも有効です。

冷凍倉庫における防熱扉の役割

防熱扉を設置すると、倉庫内の温度を上げずに物を出し入れすることができます。防熱扉は断熱性が高く、外部の暖かい空気が倉庫内部に入り込むのを防げるからです。また、冷凍倉庫内の冷気が外へ逃げるのも防げるため、温度管理がしやすくなります。

特に、肉類や魚介類といった鮮度が重視される生鮮食品を保管するなど、倉庫内の温度を超低温に保つことが求められる場面で役立ちます。

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