防熱サーチャー » 防熱扉の基礎知識 » 防熱扉のパッキン劣化の問題とは?

防熱扉のパッキン劣化の問題とは?

防熱扉のパッキンが劣化するとどんな問題があるのか、基礎知識をまとめています。

防熱扉のパッキンの機能

防熱性能の保持

パッキンの重要な機能の1つに気密性の向上があります。素材はゴムやシリコンで弾力があり、ドアの重みを受けると一旦圧縮してから膨張するのが特徴。正しく取り付けられている場合、この素材の特性を利用し外気が侵入できないよう設計されています。

このパッキンが設置されていない場合、フレームとの間に隙間ができます。気密性を確保できなくなり、外気が入り込む場合も。冷蔵庫や冷凍庫の場合、温度管理を徹底しないと中に保管している商品に大きな影響を与えてしまいます。パッキンは気密性を確保することで、室内の温度を安定させやすくする役割を担っているのです。

扉の開閉への保護

パッキンは扉の開閉時、扉を保護する役割もあります。

両開きや両引き式の扉だと、扉と扉が触れ合ったとき、接触部分は徐々に削れ摩耗してしまいます。始めはわずかな損傷でも、時間が経つにつれて接触部分のダメージが蓄積されてしまいます。最終的には扉が正しく閉まらない、開けられないなどの問題に発展することも。パッキンには扉同士のダメージを防ぎ、スムーズな開閉を維持する役目があるのです。

防熱扉のパッキン劣化による問題は?

防熱扉のパッキンが破損した場合に起こりうるのは、庫内に霜がつくトラブルです。霜が発生する理由は外気が侵入すること。外の湿気を含んだ空気が凍りつくことで霜になります。霜や結露は衛生状態の悪化を招くため、商品に影響を及ぼす可能性があります。

また、電気代の上昇も問題です。冷気が漏れれば温度は上昇します。温度を下げようとしても上がるという悪循環に陥り、エネルギーの無駄使いが発生しやすくなります。

そのほか、扉の開閉に負担がかかり防熱扉の寿命が短くなる、劣化した箇所に虫が入り込み衛生面での悪化などの問題が考えられます。

パッキンが劣化する原因

大きな要因は経年劣化です。適切に使っていても、素材がゴムやシリコンなので、時間が経つにつれて弾力が衰え硬化し、破損しやすい状態になるのです。

また、経年劣化を早める要因として冷気があります。素材がゴムの場合、マイナス30度以下では弾力を失います。特に超低温の冷凍倉庫では保温対策をしないと劣化スピードが速まる場合も。

シリコンは耐冷温度がマイナス60度のためゴムに比べれば冷気への耐性は高いといえます。ただし弾力性ではゴム素材に劣る点に注意が必要です。ゴム・シリコンどちらも経年劣化を完全に抑えることは難しいため、ある程度の年数が経った場合は劣化具合のチェックや交換なども行う必要があるでしょう。

清掃・メンテナンスの不足

防熱扉のパッキン劣化を招く要因として、清掃やメンテナンスの不足も挙げられます。パッキンに汚れが付着した場合、放置され続けるとそこからダメージが蓄積し、パッキンの劣化を早めることになります。忙しい倉庫での業務中に都度確認することは難しいものの、月に一度、あるいは隔月で庫内やパッキンの清掃を行うなどで対策を行うとよいでしょう。

防熱扉のパッキン劣化への対策は?

防熱扉のパッキン劣化を防ぐための方法はあるのでしょうか?以下代表的な方法について解説します。

防熱扉に内部ヒーターを設置する

防熱扉の中には内部ヒーターを備えているタイプがあり、パッキンの凍結を防ぐほか、冷気によるパッキンの劣化を抑えることもできます。もし使用している防熱扉にヒーターが付いていない場合、専門の会社に工事をしてもらうことで設置することも可能です。防熱扉が古くヒーターの設置工事が難しい場合、買い替えも視野に入れてもよいかもしれません。

凍結防止装置の設置

赤外線の照射により、凍結予防ができる製品もあります。使用することで、防熱扉への霜の付着や凍結を防ぐほか、パッキンの劣化防止に役立つでしょう。そのほかの利用方法として、赤外線を床に照射し、スリップ防止などの目的で使用することも可能です。

【用途別】
おすすめの防熱扉メーカー3選

物流倉庫、飲食、室温を一定に保つ区画などで活躍する防熱扉のおすすめメーカーをご紹介。

冷蔵冷凍庫・低温倉庫
の防熱扉なら

岸産業

岸産業

引用元:岸産業公式HP(https://kishisangyo.com)

おすすめの理由

食品物流の要である低温倉庫やそのドッグシェルター、さらに空港の倉庫にも納入実績あり。
自動・電動・手動のスライド扉(両引き・片引き)や、上下スライド、四つ折れ開閉式、懸肉用、自動ラック倉庫用など様々な仕様で製作可能。

公式HPで
カタログ無料ダウンロード

電話で問い合わせる

事例や商品を見る

食品加工場・飲食店
の防熱扉なら

ガリレイパネルクリエイト

ガリレイパネルクリエイト

引用元:ガリレイパネルクリエイト公式HP(https://galilei-panel.co.jp/)

おすすめの理由

スーパーのバックヤード・飲食店の厨房など、施設における食材の流れに合わせて適切なレイアウトを提案
作業導線に応じた自由なゾーニングが可能で、扉や区画パネルの表面はほこりや残渣が付着しにくく、衛生面にも配慮。

公式HPで
カタログ無料ダウンロード

電話で問い合わせる

事例や商品を見る

クリーンルーム・実験室
の防熱扉なら

サンワイズ

サンワイズ

引用元:サンワイズ公式HP(https://www.sunwizz.co.jp/)

おすすめの理由

大きな工事なしでドアやマシンハッチなどを防熱仕様にできる上、クリーンルームおよび実験室に必要な気密性についてはJIS気密性能「A-4等級」をクリア。
天井点検口から機械搬入用の大型ドアまで、すべての商品をミリ単位でオーダー可能

公式HPで
カタログ無料ダウンロード

電話で問い合わせる

事例や商品を見る